※2022/2/9に配信されたExcelから利用可能
はじめに
LAMBDA(ラムダ)を使えば、独自の関数を作れるとのことなので、利用する手順を確認してみた。
作成手順
直接セルに関数も書けるようだが、書式タブ→名前の管理を開き、任意の名前と、定義する内容を参照範囲に記載する。
例. =LAMBDA(value1,value2,value3, value1 + value2 + value3)
ここでは、ORIGINAL_ADDという名前の関数とし、引数を3つ(value1~value3)定義した。LAMBDAの最後の引数が実際の処理になる。ここでは渡されたvalue1~3までを足した値を返すようにした。
実行結果
以下のように渡した3つの値を足した結果が返ってきた。
尚、今回試したところ、次のパターンはエラー(#VALUE)となった(文字列を含む場合)。
- =ORIGINAL_ADD(1,2,”c”)
- =ORIGINAL_ADD(“a”,”b”,”c”)
ただし、次の場合にはエラーにはならなかった(引数の値を省略した場合)。
- =ORIGINAL_ADD(1,,)
結果は1となる。
まとめ
同じ計算式を複数のセルで利用する場合には便利そうな機能。
ただ、どの環境でも使えるようになるには時間が掛かると思われるので、不特定の人が利用するExcelではいまのところ利用は控えた方がよさそう。