2014年から利用していたPCの動きが昨年から遅くなった。この時点で新しいPCを購入したが、古いPCも作成したソフトの動作テストなどのために残しておいた。
久しぶりに立ち上げたところ、動作が極端に遅くなっていた。そのため、ハードディスクの状態を疑い、CrystalDiskInfoで確認したところ、回復不可能セクタ数の生の値が0x248になっていることを確認した。
もうメインで利用していないPCなので必要なデータはなかったが、スキャンディスクを試してみたところ、更に回復不可能セクタ数が増加していった。
改めて必要なデータがないことを確認し、PCを再起動してみたところ、二度と起動しなくなった。
なので、以前に比べて動作が遅くなった場合は、外付けのハードディスクなどにデータをバックアップすることと、回復不可能セクタの生の値が1以上であれば早急に利用を止めることをお勧めしたい。特に、再起動する直前は極端に遅くなり、Windowsエクスプローラーを表示するだけで数分かかるようになったので、問題が発覚した時点では、バックアップも難しくなる可能性が高い。
問題が見つかった場合は、スキャンディスクをかけずに、別のハードディスクにコピーする。コピーが終わるまでは再起動しない方がよさそう。
以下は実際の値。