2024/09/19追記
Subversion本体のダウンロード元であるCollabNetがリンク切れになっていました。
ただ、私が利用している「file:///C:/svn/プロジェクト名/」の形式であれば、TortoiseSVNだけインストールしておけば、チェックアウトなどの機能が使えるようになっています。
私の利用方法であれば、TortoiseSVNだけインストールしておけば大丈夫でした。
以下は参考までに残しておきます。
はじめに
個人開発で利用していて自分しか使わないSVNがあるのですが、PC買い替えのため移行しました。
1台のPC上でSVNサーバとクライアントを兼ねており、大人数が使う場合には問題が出るかもしれませんが、あくまでも個人用としては問題なかったので残しておきます。
移行環境
移行元
- Windows 10 20H2
- subversion 1.8.17(CollabNet)
- TortoiseSVN 1.9.5
移行先
- Windows 10 20H2
- subversion 1.12.0(CollabNet)
- TortoiseSVN 1.14.1
メモ:SVNのバージョンは、コマンドプロンプトから「svn –version」を実行すると分かります。
移行手順
subversion本体をインストール
https://www.collab.net/downloads/subversion(リンク切れ) から、「Subversion 1.12.2 (Windows 64-bit)」をダウンロードします。
ここで不安になったのですが、ダウンロードされたファイル名が「CollabNetSubversion-client-1.12.2-1-x64.exe」とあり、「クライアント?サーバ用じゃないのか?」と思ったのですが、ちゃんとサーバ用でした。クライアントコマンドも入っているという意味みたいですね。
インストール自体はデフォルトのまま進めて完了しました。
TortoiseSVNをインストール
クライアントとして利用します。
https://tortoisesvn.net/downloads.html から、「TortoiseSVN 1.14.1 – 64-bit」をダウンロードします。
こちらもデフォルトのまま進めてインストールを完了しました。
リポジトリの移行
旧PCからフォルダごと持ってきただけで完了しました。
尚、チェックアウトする時は「file:///C:/svn/プロジェクト名/」のような形式で指定しています。
おわりに
WindowsPCにSVNを構築することについて書かれたサイトが少ない気がします。
特に最近更新されたページが無かったので、次の移行のときには厳しくなってくるかもしれません。
念のため、インストーラ自体は残しておいた方が良いと思います。